ベルギー代表のケース
1986年ワールドカップで4位に輝いたベルギー代表も長い間世代交代に苦しんだチームの1つである。
1998年ワールドカップの頃にはエンツォ・シーフォらベテランのタレントが多すぎて苦しいのではないか?と言われていたが、2002年のワールドカップではベスト16に入るなど“チーム作りの妙で”耐えていた。
しかし、ロベール・ワセイジュが代表監督を退いた2002年ワールドカップ以降は大きく低迷、EURO2004からEURO2012まで主要な大会の予選をすべて通過することができなかった。
2014年ワールドカップではベスト8入りし、現在では、FIFAランク首位として“世界で一番強いチーム”の地位を持つベルギー代表。変革を促したのはフランスと同じく「若手の育成」であり、今では湯水のように若いタレントが沸き上がっている。
なでしこジャパンもアンダー世代のタレントがフル代表にたくさん呼ばれるようになり、アメリカらを抜いて世界ランク1位になることはあるだろうか?