カルロス・テベス
「(2015年にはユヴェントスからボカ・ジュニオルスへと移籍した。その際にはアトレティコ・マドリーに移籍するという噂もあったが?)
ディエゴ・シメオネ監督が僕に電話をかけてきた。そのアイデアについては興奮させられたよ。
スペインでプレーするというのは、自分のキャリアの中で達成していないものの1つだ。しかし、ボカ・ジュニオルスにノーということは出来なかったんだよ。
昨年スペインからのオファーはアトレティコ・マドリーからのものだけだったが、それ以前にはレアル・マドリーからも関心を寄せられていたんだ。
ボカ・ジュニオルスのファンは、どことも比べることが出来ないものだ。ここでは、私が何処に行こうともファンがいる。
サッカーでは、あまり欧州が懐かしいとは思わないよ。大会のレベルについてもね。それは我々もここで持っているものだ」
「(メディアによる厳しい批評は?)
メディアというのはそういうものだよ。同じことはスペインでもある。試合に負ければ、リオネル・メッシにも、クリスティアーノ・ロナウドにもね。
僕は逃げ隠れはしないよ。試合におけるルールは理解している」
「(ボカでパフォーマンスを維持できる?)
そう考えているから、僕は自分自身を楽しんでいる。そうでなければ、プレーはしないよ。契約についても、周りの選手がどれだけのお金をもらっているかについても、僕は気にしていない。
楽しめないのならプレーはしない。そのような問題は抱えていない。僕はサッカーなしでも生きていけるからね」
「(イングランドでは2回無免許運転で捕まったね?そこから何を学んだ?)
自分は神でないということを学んだ。僕は酷い運転をしたが、それで何かが起こるとは思っていなかった。
しかし、あそこでは、その人が有名であるかどうかにかかわらず、刑務所へと送られるんだ」
テベス、「自分は神じゃない」と学んだらしい
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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