GIWA FCがリーグのボイコットで大きな騒ぎになっていた5月5日。『Daily Post』など各メディアは「GKティモシー・オケレが死去した」と報じたのだ。

ティモシー・チチ・オケレは、3年前にGIWA FCが2部リーグを優勝した際の守護神だった選手だ。現在U-20代表にも入っているオロルンレケ・オジョにポジションを奪われるまで、このチームに大きな貢献をしてきた人物だ。

しかし、彼は2年前のトレーニング中に背中を負傷。病院に運ばれたところ、脊椎の損傷が確認されたのである。

一旦は退院に成功するも、その後症状が再発。病院に戻って治療を受けていたが、4日の早朝に息を引き取ったという。

クラブの今後が見えない中、かつての名選手まで死去してしまったGIWA FC。選手の給与も未払いが続いていると言われており、状況は深刻だ。

『Africanfootball』によれば、ある選手は「私は何も聞かされていないんだ。選手たちは混乱している。誰も情報をくれない。試合が出来るのかどうかさえ・・・」と語っているという。

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