3日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーは「マルセイユからベルギー代表FWミシ・バチュアイを獲得した」と公式発表した。

契約期間については2021年6月30日までの5年間。移籍金は公表されていないものの、『BBC』などの報道によれば4000万ユーロ(およそ49.3億円)であるとのこと。

ミシ・バチュアイ・テュンガは1993年生まれの22歳。2011年にスタンダール・リエージュの下部組織から昇格した後、若くしてチームのエースストライカーに成長し注目を集めた選手である。

2014年にマルセイユへ移籍し、初年度はジニャックのサブとして9ゴールを獲得。昨季はレギュラーに昇格し、苦しむチームの中でシーズン17得点を決める活躍を見せた。

財政的に問題を抱えているマルセイユは、DNCGに対してバチュアイの売却を約束しており、その通り4000万ユーロの現金化に成功している。これによっておそらく経営難による処分は免れる見込みだ。

なお、現在チェルシーとの間で噂になっているのはエンゴロ・カンテ(レスター・シティ)のほか、ナポリのDFカリドゥ・クリバリも取り上げられている。

『Miirror』は「ナポリのDFカリドゥ・クリバリは、チェルシーへの移籍を前向きに考えている」と報じている。

今年25歳になるセネガル代表のクリバリは、2014年にナポリに加入して以来最終ラインの中心的な存在の一人となっており、アントニオ・コンテ監督の関心を集めているようだ。

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