5番、DFラファエル・ゲレイロ
小柄なレフティで、中盤とサイドバックをこなせる攻撃的な選手。フィジカルやキック力には長けていないものの、繊細なボールタッチとドリブル、精度の高いクロスボールと精力的な動きを持っている。
ロリアン→ドルトムント所属、1993年生まれ22歳、今大会4試合出場。
ポルトガル人の父とフランス人の母のもと、フランスのル・ブラン=メニルで生まれた。
名門クレールフォンテーヌで育った後、カーンでトップチームデビュー。その後ロリアンでリーグアン屈指の選手へと成長し、この夏ドルトムント入りが決まった。
U-21レベルまでユース代表経験はなかったが、ルイ・ジョルジに見出だされると、ポルトガルU-21代表を経てフル代表入り。
U-21代表監督のルイ・ジョルジュによれば、ポルトガル語が上手ではなくそのために非常に内向的なプレイヤーだとのこと。
ただ、そのプレーぶりや訛りで言語的に苦戦した面も含めクリスティアーノ・ロナウドを彷彿させるとも。
12番、GKアントニ・ロペス
驚異的な反応、確かなキャッチングスキルに加え、足元の技術を併せ持つGK。スピードと反応とキックに関してはワールドクラスと言える。ただ、フィジカル的な強さや安定感には欠け、弱点も多い。
リヨン所属、1990年生まれ25歳、今大会0試合出場。
ポルトガル人の父とフランス人の母のもと、フランスのジボールで生まれた。
リヨンのユースで育成され、2010-11シーズンにはトップチームに登録。2013-14シーズンにレギュラーに定着すると、派手なパフォーマンスから高い評価を得た。
フランスで生まれ育ったが、ユース世代からポルトガル代表一筋でプレー。2013年9月にフル代表に初招集された後、2015年3月に代表デビューを果たした。