そんなミゲル・ボルハ(Miguel Ángel Borja Hernández)は1993年生まれの23歳。
クラブ公式では173cmとなっているが、実際は183cmほどはあるとされており、いわゆるガチムチ系に見える。ボックス内で強みを発揮するストライカーらしいタイプのようだが、その強靭なフィジカルを生かしたポストワークも見せる。
また時折強烈なミドルレンジからのシュートも放つほか、フリーキック(グラウンダー)も決めたことがある。サンパウロ戦ではターゲットとして機能したほか、時に深い位置までボールを追いかけるなど守備でも貢献を見せていた。
今年1月からの半年はコルトゥルア、それまではサンタ・フェというコロンビア1部クラブに所属していたのだが、最近のゴールラッシュがとにかく凄い。『Soccerway』を参考に見てみると…。
ゴールだらけ!コルトゥルアでは21試合で19ゴールを叩き出して前期リーグの得点王になり、最大の発見になったとも伝えられている。ただ、イエローカードも9枚貰っているようだ。
なんでも幼い頃からスポーツ選手になることを熱望しており、ストリート育ちのフットボーラーだという。皆をゴールで喜ばせるために生粋のストライカーを目指していたそうで、すぐに街の学校で評判に。14歳の時点で平均以上の高さ、強さ、フィジカルを持ち、得点力とたくましさを備えたストライカーとして、17歳で名門アメリカ・デ・カリに目を付けられたそうだ。
コロンビアはU-23代表としての試合経験が少ないほか、ボルハ自身もリベルタに参戦していたことである意味ではぶっつけ本番で大会に臨むことになる。オーバーエイジでFWテオフィロ・グティエレスを招集しているため、ボルハの起用法がどうなるのかは不透明だが、もしピッチに現れた際には警戒する必要がありそうだ。