今年1月に行われたAFC U-23選手権で準優勝し、リオ五輪への出場権を決めた韓国代表。
五輪に向けた登録メンバーには北海道コンサドーレ札幌のク・ソンユンと水戸ホーリーホックDFソン・ジュフンが選ばれていたのだが、直前に負傷したソン・ジュフンがこれを辞退。代わりにベガルタ仙台MFキム・ミンテが代理招集となっていた。
リオ五輪に向けたメンバー選出に関して「少しでも成長してまた戻ってきたいと思います」と話していたソン・ジュフン。
直前での負傷離脱は本人にとっても悔しいものとなったはずだが、韓国の選手たちはこの日のゴールをそうしたソン・ジュフンに捧げたのだ。
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選手たちが掲げているのは、ソン・ジュフンの名がプリントされたユニフォームだ。背番号は当初つけるはずであった4番。日本で見ていたであろうソン・ジュフンにとっても、励まされるようなシーンとなったはずだ。
グループCに入った韓国は2試合を終えて1勝1分。メキシコと勝点4で並んでいるが、得失点差の関係で首位となっている。