弱点は?
ただ、どう見ても問題なのはセンターフォワードがいないことだ。
イラクのこの年代のエースストライカーはアイマン・フサインだ。ややスピードは欠いているが、非常に大柄で空中戦に強く、豊かなフィジカルを持つ。
五輪出場に導いたイラク代表FW、テロの犠牲になった家族を語る https://t.co/5sRGCW5mkD pic.twitter.com/nuWQOvuD3O
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年2月18日
ところが、彼は怪我のために五輪に出場することができなかった。その穴を埋めるように呼ばれたのが、OAのハンマディ・アハマドだ。
しかし、彼はもともとウイング的な存在であり、決して点取り屋とは言いがたいタイプである。
また、FWムハンナド・アブドゥルラヒームもそうだ。点取り屋と報じられることも多いが、彼は基本的にウイングとストライカーの中間のようなタイプであり、むしろドリブルでの仕掛けが得意だ。
点取り屋がいないという事実は、デンマークとブラジルを相手に1点も取れなかったことで皮肉にも証明されている。
とはいえ、決勝トーナメントに入れば、一点も取れなくても勝ち進めるチャンスがある。問題はグループを抜けられるかどうかだ。
最後の南アフリカ戦で値千金のゴールを誰かが決めて、勝利をあげることができれば、もしかしたらアテネでのベスト4を超えられるかもしれない?