2012年ロンドン五輪 東慶悟

近年で最も成功したチームの10番が東慶悟である。チームでは攻撃的MFとしてプレーもこれまでの10番に比べると地味さは否めない。しかし、チームのためにおとりになったりオフザボールでの動きに定評があり、ロンドン五輪本番では彼の良さが存分に発揮された大会となった。

永井謙佑を1トップにしカウンターで彼のスピードに賭けるというシステムがはまり、初戦でスペインを下すとベスト4にまで進出し、なでしこJAPANの銀メダルと共に日本サッカーの存在を世界にアピールした。

VVVへ引き抜かれることになる大津祐樹、同じくベルギーへ移籍した永井が目立ったのも東がその後ろで地道な働きをしたからである。

大会後の2013年より、所属していた大宮アルディージャからFC東京へ移籍した。同年には日本代表にも選ばれているが清武弘嗣らがA代表の主力となったのに対して未だにAcapはない。

FC東京ではチームが攻撃的MFが豊富なこともあってボランチやフォワードなどでもプレーをしている。

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