UNICEF(2006-2011年)


契約先:ユニセフ(国際連合児童基金)
組織の概要:世界中の子どもたちの命と健康を守るために活動する国連機関(公式サイト)
契約内容:年間150万ユーロ(およそ1億7400万円)を寄付

バルセロナがユニフォームに初めて入れたロゴは、国連の補助機関であるユニセフだった。バルセロナはCSR(企業の社会的責任)の一環としてユニセフとパートナーシップを結び、胸部分にユニセフの名前を掲出することを决定。広告費を受け取るのではなくバルセロナが児童福祉に寄付するという、まさに型破りな契約となった。後述するようにバルセロナは2011年からは新たな企業と胸スポンサー契約を結んだが、ユニセフへの支援活動は継続。ユニセフのロゴは背中へと移動し、寄付金も2016年から年間200万ユーロ(およそ2億3000万円)に増額している。ユニセフによれば、これまで7ヵ国で100万人以上の子どもたちの生活向上を支援してきたという。

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