今月20日(火)に横浜アリーナで行われるJリーグアウォーズ。
今シーズンのJリーグで活躍した選手や監督、審判の功績を称える場であり、今年は1万人のサポーターが招待される。
そんな今年のアウォーズに関して、Jリーグは6人の外国籍選手の欠席を発表している。
該当選手と受賞内容は以下の通り。
・ズラタン・リュビヤンキッチ(浦和レッズ)
YBCルヴァンカップ優勝クラブ
・ブランコ・イリッチ(浦和レッズ)
YBCルヴァンカップ優勝クラブ
・クリスティアーノ(柏レイソル)
2016 Jリーグ優秀選手賞
・レオ・シルバ(アルビレックス新潟)
2016 Jリーグ優秀選手賞
・ペドロ・ジュニオール(ヴィッセル神戸)
2016 Jリーグ優秀選手賞
・キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)
2016 Jリーグ優秀選手賞
欠席の理由はいずれも「家族の事情」。
しかし、受賞対象チームの選手や個人表彰の受賞者は、出席するのが基本のはず。それでも、Jリーグアウォーズでは欠席する外国籍選手が少なくないのだ。
もちろんオフシーズンということで、母国に帰りたがるという選手が多いのも事実だろう。しかし、そうした事情の背景には他のことも関係しているようだ。
かつて、ジェイ・ボスロイドはこのようにツイートしていた。
What foreign players will be in Japan on the 21st December? We are with our families at Christmas that's poor organisation I think
— Jay bothroyd (@jaybothroyd) 2015年12月8日
昨年のアウォーズ前、ボイスロイドはこのように呟いた。
内容は「12月21日に日本にいるのは、どんな外国籍選手なんだい? 私たちはクリスマスの時期、家族と一緒にいるんだ。 まずい構造だと思うよ」というものだ。
「私たちはクリスマスの時期、家族と一緒にいるんだ」という一文が、彼らの心情を代弁している。日本でもクリスマスは特別な季節だが、海外ではそれ以上の意味を持っているのだ。
もちろん、Jリーグアウォーズがクリスマス前の開催になるのは、クラブワールドカップの影響である。モロッコ開催だった2013年や2014年はJリーグ終了直後であったし、クラブワールドカップがUAEで行われる来年以降は再びそうした日程となるだろう。
とはいえ、やはりJリーグが終了してから2週間後に行われるというのは、ちょっぴり問題があると言えるかもしれない。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ