14日、『BBC』はロニー・オサリバンのインタビューを掲載した。
ロニー・オサリバンは1975年生まれの41歳。英国の歴史上最高のスヌーカープレイヤーと言われており、これまで5回の世界選手権優勝を果たしてきた。
スヌーカーはビリヤードの一形態と言われるキュースポーツであり、特に英国の文化圏では大きな人気を誇る。
15日から行われているザ・マスターズは、オサリバンにとって7回目のタイトルを狙う大会。頂点に立てば、90年台に活躍したスティーヴン・ヘンドリーを抜き去り史上最多優勝記録となる。
それに向けてオサリバンは以下のように話し、メッシらのように楽しいプレーをして勝ちたいと意欲を述べていた。
ロニー・オサリバン
「私は刺激的でアグレッシブなプレーをし、攻撃的な試合をして勝ちたいんだ。勝てばもちろんOK。しかし、そのスタイルをもって勝ちたいんだ。
それを過去5～6年の間やってきたと思う。何度か壮大なパフォーマンスも見せた。それはとても誇りに思っている。
時に人々は言う。そのようなプレーと勝利は両立させられないと。
しかしミハエル・ファン・ヘルヴェン（ダーツ）はそれができることを証明した。リオネル・メッシも証明した。タイガー・ウッズ（ゴルフ）もそうした。ロジャー・フェデラー（テニス）もだ。
私は彼らのようなことをしたいと思っているんだ」
（昨年はスヌーカーからの引退も示唆していたが？）
「私はまだトーナメントに勝ちたい。しかし、それは自分にとっては、見に来てくれる人たちのことを考えてのものなんだ。彼らはテレビのスイッチを点けて、良いエンターテインメントを見たがっている。
もう一つマスターズを獲得できるのは素晴らしいことだ。自分にとって7回目の優勝だということだけではなくてね。
『記録を破らなければ』とは思っていないよ。ただ、もう一回マスターズに勝ちたいだけだ。また違う国で勝ちたい。もっと多くのトーナメントで勝ちたいんだ」
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