編集部Hの場合
パウロ・ワンチョぺ(Paulo Wanchope)
ベベト(Bebeto)
カルロン(Carlão)
コスタリカが生んだ怪人ワンチョペ、1994年W杯でロマーリオと2トップを組み優勝に貢献したベベト、ポルトガルでゴールを量産したカルロン…Jサポなら忘れもしない、“鳴り物入りでJリーグにやってきたものの活躍できなかった”選手たちだ。
助っ人の失敗は即ちクラブにとって暗黒への道。これぞ本当に“恐ろしい”3トップである。
編集部Oの場合
ジョージ・ウェア(George Weah)
ロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)
クラウディオ・カニーヒア(Claudio Caniggia)
「WBC」と聞いて真っ先に思い付いたのがWとB。ジョージ・ウェアとロベルト・バッジョのコンビだ。
1995年、バッジョのユヴェントスからミランへの移籍は驚きの一言だったが、それ以上に“怪人”ウェアのプレーが凄まじかった。同年引退したマルコ・ファン・バステンの影を払拭するような大活躍で、バロンドールを獲得。バッジョとともにセリエA優勝に大きく貢献した。 ただ、デヤン・サヴィチェヴィッチを加えた3トップはあまり機能せず。そこで当時の選手の中からCの頭文字で面白そうなFWを考えてみたところ…サンプドリアで27試合22ゴールのエンリコ・キエーザ、イタリア代表の主力としてEURO96に出場したピエルルイジ・カジラギも良かったが、最終的にクラウディオ・カニーヒアに行きついた。
アルゼンチン代表で「マラドーナの恋人」と呼ばれたFWは、イタリアでもそれなりの実績を残している。1995-96シーズンというとややピークを過ぎた時期だが、彼ならウェアのスピードに付いていくことができ、得点力だけでなくチャンスメイク能力も高い。 ウェア、バッジョ、カニーヒア。夢の3トップ「WBC」はこれだ!