ヨシップ・スココ
「Aリーグは良い点もたくさんある。強みもある。
しかし、それとともに多くのプロサッカー選手の成長を妨げているのだ。
我々の時代は、選手は海外に進出し、厳しい時間を耐え抜かなければならなかった。
しかし選手たちはAリーグで安定した立場を手にし、そして時にそこで停滞してしまう。次のレベルに向かうための努力を怠る。
そして、それがレベルのダウンを招いてしまうのだよ。
我々は最高のプレーをしようと燃えるような情熱を持っていた。しかし、それはどこかに失われた。残念なことだ。
あの時代は、もしプロ選手になりたければ海外に出なければならないとわかっていた。他に選択肢はなかった。贅沢をすることもなかった。
それは我々に精神的な優位性をもたらした。ルーカス・ニールやヴィンス・グレッラ、スタン・ラザリディス、マーク・シュウォーツァー、ブレット・エマートンらと話すと、みんな同じようなことを感じているようだよ。
彼らは厳しい場所でスタートし、自分の力を研ぎ澄まして行かなければならなかったのだ。
Aリーグは海外に選手を送り出すための役割を果たすべきだ。大会の意味としては、選手をキープしたり、素晴らしい地元のリーグを持つことよりもね。
リーグはいい。さらに向上できるかといえば、YESだ。若い選手が早い時期にチャンスを得ることができれば、それは改善されるだろう」
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