タイ人の名前は変わる
タイに姓の歴史がなかったことを伝えたが、姓が一般化して以降「結婚により姓が一緒になるのはいかがななものか?」という意見が頻出。2004年に夫婦別姓を認め、さらに夫・妻の姓を選べるほか新しい姓を作ってもよいことになったので、さあ大変。
上記は姓のルールであるが、これは名前でも同じである。タイ人は名前をよく変えたりするのだ。
ベテランゴールキーパーのシンタウィーチャイの話をしたが、彼は生まれたときKosin Hathairattanakool(コシン・ハタイラッタナクーン)という名前だった。
他の例も見てみよう。
カウィン・タムサチャナン
Kawin Thamsatchanan
愛称は「トン(Tong)」
2013年にカウィン(กวิน)をカウィン(กวินทร์)に改名した(読みは一緒)
サポーターからはその跳躍力からFlying Kawinとあだ名をつけられている。
ユニネームは現在「KAWIN」であるが、名前の読みが一緒でもスペルをいじるケースすらある。一人の名前にこれだけの歴史があるのである。