マヌエル・ロカテッリ
「論争を作りたくはないのだけれどね。ただ。今のイタリアでは選手のミスだけに目が行ってしまっていると思うんだよ。選手の成長ではなくね。
僕は気づいている。この世界のバランスは失われていると。このチームにいる限り、いつかとんでもない危機に直面することになるだろう。
この世界に『預金残高』はない。
何かを実現させれば、『彼はこのチームの未来だ!』と言われる。
ところが、その次の日にはいきなり危機が訪れたりする。
ただ、ミランでプレーしているのであれば、常に銃口を突きつけられているようなものだ。誰もが見ている。選手が何をするか、人々が常に目を凝らしている。
その状況が良くなっていくことを願っているよ。僕もモンテッラ監督も落ち着いているし、勝利を重ねようとトライしている」
(先輩であるモントリーヴォの離脱については?)
「僕は常にモントリーヴォを賞賛してきたよ。ミラネッロに来て初めて会った時のことをよく覚えているんだ。写真を撮らせてくれないかとお願いしたよ。
いつも僕は彼と共にプレーしたいと思っている。戻ってきたらそれができるか?そう思うよ。前も一緒にやっていた。
もちろん監督が決断することだけどね。ただ、僕は前向きに考えているよ」
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