先月、セリエAのカリアリに北朝鮮人FWハン・グァンソンが加入した。

彼は1998年生まれの18歳で、U-17ワールドカップにも出場した経験を持つストライカーだ。

当面はプリマヴェーラでのプレーと思われていたのだが、早くもセリエAデビューを果たした。

第30節、敵地で行われたパレルモ戦の後半41分にFWマルコ・サーウとの交代で途中投入されたのだ。これで彼はセリエAで初めてプレーした北朝鮮人選手になった。

背番号32を着けたハン・グァンソンは5分ほどのプレーながら、その評価は上々。『ESPN』がマッシモ・ラステッリ監督の言葉を伝えている。

マッシモ・ラステッリ(カリアリ監督)

「彼は非常に面白い選手だ。素晴らしいクオリティがあるし、本当に速い。

サーウが疲れていて、我々にはフォワードが欠けていた。

だから彼を入れる決断をしたんだ。貢献してくれたよ。

彼にはゆっくりと成長する時間が必要だ。

我々に本当に強い印象を与えているよ。成功するのに飢えているし、シーズン末に向けてチャンスを掴むに違いない。

彼はプレーしていくだろうし、我々に大きな満足感を与えてくれるはずさ」

なお、試合はカリアリが3-1で逆転勝利している。

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