2018年にヨルダンで行われるAFC女子アジアカップ。それに向けた予選が各地で行われている。

予選グループBの開催地は北朝鮮。このほど地元の北朝鮮女子代表vs韓国女子代表の対戦が行われた。

『Independent』によれば、金日成競技場には同じスーツを着た4万人もの北朝鮮の人々が詰めかけたという。

そこでは、何万もの群衆が北朝鮮を讃える歌を合唱し、平壌大学の学生たちが完璧に調和しつつスローガンを叫んでいたりしたそうだ。また、韓国側がボールを持つ度に不満を表すような低いざわめきが起きていたとも。

そんな一戦は1-1の引き分けで終了。不利と思われていた韓国の選手たちが大喜びする一方、北朝鮮側の群集は失望しながらスタジアムを後にしたとのこと。

そのうちのひとりである北朝鮮の男子大学生は「我が選手たちはその強さを見せつけた。韓国人を攻撃する能力を」と述べつつ、引き分けという結果については「韓国の選手に対する感情はない。唯一の願いは我が選手たちがもっとゴールしてくれることだった」とコメントしていたそう。

両国の女子代表チームが平壌で公式戦を戦うのは、これが初めてのことだったとか。

なお、前回大会優勝国のなでしこジャパンは予選を免除されている。

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