『Undici』は26日、ローマのイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシのロングインタビューを掲載した。
2012-13シーズンにローマの監督に就任した名将ズデネク・ゼーマン。彼はデ・ロッシをあまり起用せず、両者の間には確執があると言われている。
そのため当時デ・ロッシはチームを離れる可能性がかなり高いとも伝えられていた。
最終的にはゼーマン監督が解任されることとなり、デ・ロッシもクラブに残留することになった。
その時期、彼らの間には一体何が起こっていたのか?デ・ロッシはどう考えていたのか?インタビューのなかで明かされていた。
ダニエレ・デ・ロッシ
(2012-13シーズンに監督だったズデネク・ゼーマンについて)
「長年に渡って、ゼーマン監督は公正な人物であることを証明してきた。彼の性格には、チームの中にいる誰かと多少なり諍いを引き起こす部分がある。しかし、我々は彼のために最後の1秒まで戦っていたよ。
コッパ・イタリア(2013年1月16日)でフィオレンティーナと戦った。その前、あらゆるラジオ、テレビ、新聞が、『負けたらゼーマンは首だ』と理解させてくれた。
僕はその日ピッチにいた。フィオレンティーナは強かった。しかし、我々は激しく戦って120分プレーした。そして、勝った。
チームに多くの離脱者がいる中で、強い相手に負けてもいいと考えていれば、高い確率でそうなる」