イングランド・プレミアリーグのチェルシーは、「U-21チームの新監督にジョー・エドワーズが就任する」と公式発表した。
2014年からチェルシーのU-21を率いていたアドリアン・ヴィヴェアシュ氏が、今季を最後に退任することとなった。
そして、その後釜に据えられたのが、今年30歳となる青年指導者ジョー・エドワーズである。
彼は少年時代にチェルシーのアカデミーに所属していた経験を持つが、プロ選手にはなれず、2004年に指導者へと転身した。
そこでの指導が高く評価され、2011年にはU-16の監督に昇格するとともに、アドリアン・ヴィヴェアシュ氏のアシスタントとしてU-18を担当する。
さらにヴィヴェアシュ氏と共にU-21へと移り、エドワーズ自身もU-18の監督に昇格。FAユースカップでは2016年の優勝に導き、その後担当を外れていた。
エドワーズ氏は長年チェルシーとの関係を続けてきた人物であるため、例えばフランク・ランパードやアシュリー・コールなど、親交のある元選手が帰ってくる可能性もあるのではないかと考えられている。
なお、エドワーズ氏は昨年からイングランドのU-18代表でも指導を行っている。現地に行くかどうかは不明だが、今月開幕するトゥーロン国際大会では日本とも対戦する予定だ。