アルテム・ミレフスキー
『NEXTシェフチェンコ』と呼ばれた男を覚えているだろうか?2006年ワールドカップに出場し、スイスとの準決勝ではPK戦で「パネンカ」を決めた。
大柄で、巧みで、スピードがあり、強かった。しかし、彼の敵は酒だった。2010年代に入ってから徐々に出番を失い、トルコやクロアチアを渡り歩くことになった。
今季はロシアの2部に所属するトスノでプレーしたが、全く活躍できずノーゴールという結果に終わっている。まだ32歳であるというのに。
アドリアーノ
圧倒的な才能に恵まれたレフティモンスターは、若くしてパルマとインテルで大活躍を見せた。アドリアン・ムトゥ、中田英寿と共に組んだトリデンテは未だに語り継がれている。
スピード、パワー、テクニック、フィジカル。その全てを兼ね備えていたが、唯一欠けていたのが精神面だった。
酒に溺れてコンディションを崩し、その実力は徐々に下降。2010年にローマへ加入してからは、ほとんどピッチでプレーすることが出来なかった。