2016-17シーズンの大詰めを迎えている欧州主要リーグ。

中東クウェートでも今季最終戦が行われたのだが、混乱に見舞われている。クウェートサッカー協会が優勝チームとして発表したのは、アル・クウェートだった。

最終戦のアル・クウェートは91分にPKで同点に追いつくと、97分に勝ち越すという劇的な展開だった。

だが、勝点差2で2位になったはずのアル・カディシヤーも、優勝セレモニーを行っていたという。

つまり、最終戦後2つのチームが同時に優勝をお祝いしていたという。これは一体…。現地メディアによれば、アル・クウェートの第18節が問題となっているようだ。

この試合でアル・クウェートは本来は出場できない選手を起用したとして、一旦は勝点3を剥奪されたそう。だが、抗議でその裁定は覆り、勝点は返還されることになったという。

だが、アル・カディシヤー側は勝点の返還を認めず。本来ならば自分たちがチャンピオンになるはずとして優勝セレモニーを(勝手に?)行ったということらしい。

この問題は、 CAS(スポーツ仲裁裁判所)に持ち込まれるという情報も。また、アル・クウェートはその裁定が下されるまでの暫定王者だという見方も。

なお、アル・カディシヤーには昨年J2のツエーゲン金沢に所属していたブラジル人FWダビが所属しており、リーグ2位となる14得点を叩き出している。ちなみに、今季のクウェート1部リーグでは、15チームのうち下位7チームが2部降格になるそう。

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