『Gazzetta dello Sport』は14日、「元ポルトガル代表MFデコは、ミランに加入したFWアンドレ・シウヴァについて語った」と報じた。
先日3800万ユーロ(およそ46.6億円)という大きな額でポルトからミランへと移籍したポルトガル代表FWアンドレ・シウヴァ。
20歳という若さで名門ポルトの最前線を任され、昨季はシーズン16ゴールを奪取。後半戦はチキーニョの加入で右サイドに移ったが、そこでも結果を残してきた。
かつてポルトでプレーしたことで知られるデコは、後輩である彼について以下のように話し、フェルナンド・トーレスを思い起こさせると語った。
デコ
「アンドレ・シウヴァは、サウゲイロス時代にミッドフィルダーとしてプレーしていた。少し10番タイプのエッセンスもあるね。僕のような。
あの時、彼は『デコ』と呼ばれていた。我々は顔を合わせると冗談ばかり言っているよ。
彼は若い。そしてポテンシャルが高いよ。ポルトでもポルトガル代表でも得点を決めてきた。彼は重要な選手であるところを見せてきた。
アンドレは、ポルトでワントップかセカンドストライカーを務めてきた。ボックスの外でも動きの良さとクオリティの高さを見せているね。ミランではパーフェクトなストライカーであることを示すだろう。
技術の欠如?それは誇張されているよ。僕は同意しないね。アンドレはとても良く働くし、改善できる。この数年やってきたようにね。彼はミランにとってとても有益な選手になるよ。
何点獲るか?10点と言っておこうかな。初年度だからね。悪くない成績だろう。
そこはイタリアだからね。常にその質問に答えるのは難しいよ。ただ、そこには別の要素もある。彼は他の選手にチャンスを作れる。点を獲るだけの選手じゃないんだ。
誰を思い起こさせるか?フェルナンド・トーレスだね。彼はボックスに入ればストライカーとしての技術を見せるが、ピッチを縦横無尽に動いてくるからね」