編集部I:「廃止」に賛成

【コメント】

開催国や参加国になった場合に得られるものはあるが、翌年のワールドカップ本番に向けた選手の疲労面を考慮するなら廃止してもいいだろう。

実際、前回王者ドイツ代表のヨアヒム・レーフ監督は「トップ選手のフィジカルとメンタルは限界にある」と語り、主力の招集を見送った。

休養を与えられたひとりであるDFマッツ・フメルスは「この大会はハッピーじゃない。正直、コンフェデを見たことは一度もない。興味がない」とさえ言い切っている。

一度廃止して様子を見てみてもいいはず。

編集部Q:「継続」に賛成

【コメント】

ヨーロッパの上位リーグの選手に限れば、コンフェデはない方が良いだろう。しかし現実的にはそれ以外の選手が多く、ワールドカップがヨーロッパのサッカー一等地で行われることはあまりない。

スタジアム建築に目を向けても、「ワールドカップに間に合わない!」や「突貫工事!」といったニュースが日々伝えられる。リハーサルとしてコンフェデがなければ施設や進行に必ず悪影響が出るだろう。1年前に確認をしておくことは大事だ。何ならば、大会が終われば施設は放置されてしまうことも多く、大会1年後にもやって良いぐらいだろう。

また、アジアやオセアニアの地域の代表はガチの大会でレベルの高い対戦相手とぶつかる良い機会である。自分たちの“現在地点”を知る良いタイミングではないだろうか。

仮にスター選手の疲労にスポットをあてるならば年間に50試合までとか1年間の出場制約を決めるのはどうだろうか?