ワールドカップの「プレ大会」的な立ち位置にあるコンフェデレーションズカップ2017が終了。

これにより、いよいよ2018年ワールドカップまでのカウントダウンが始まったと言っていいだろう。

すでに本大会への出場を決めているのはロシアの他ブラジル、イランの計3ヵ国だが、8月から9月にかけて行われる予選でその数は一気に増えるはず。あまり実感はないが、実はロシア大会の開幕まであと11ヵ月ほどなのだ。

そこで今回は、2018年ワールドカップに向けた予想企画の第1弾!

最も活躍した若手選手に与えられる、"Best Young Player"の受賞者を予想する。

日本では「最優秀若手選手賞」と呼ばれるこのアウォード。

大会を通じて最もインパクトを残した21歳以下の選手が選ばれ、現行のレギュレーションであれば2018年大会は1997年1月1日以降に誕生した選手が選考対象となる。

同賞は1958年大会から設立されたが、過去8大会の受賞者は以下の通り。

1986年:エンツォ・シーフォ(ベスト4のベルギー、当時20歳)
1990年:ロベルト・プロシネツキ(ベスト8のユーゴスラビア、当時21歳)
1994年:マルク・オフェルマルス(ベスト8のオランダ、21歳)
1998年:マイケル・オーウェン(ベスト16のイングランド、18歳)
2002年:ランドン・ドノヴァン(ベスト8のアメリカ、20歳)
2006年:ルーカス・ポドルスキ(ベスト4のドイツ、21歳)
2010年:トーマス・ミュラー(ベスト4のドイツ、20歳)
2014年:ポール・ポグバ(ベスト8のフランス、21歳)

傾向としてはベスト16に進んだチームから選出されており、1958年大会のペレを除くと優勝チームから出ていないというのがおもしろい。

受賞者はいずれもその後に大きなステップアップを見せており、世界的なプレーヤーへと羽ばたいた。

今回は、編集部のそれぞれに2018年大会で"Best Young Player"に輝くであろう選手を予想してもらった。