この日の川崎戦では、チャナティップに決定機が訪れなかったものの、札幌は小さなプレーも逃さずにハイライトの中に組み込んでいる。

これはおそらく、タイのファンを意識してのことだろう。

チャナティップはタイの国民的英雄であり、多くのファンが日本でのプレーをチェックしたいと思っている。そこで札幌は『DAZN』で使われている形式化されたハイライト映像ではなく、自前の映像を用意し配信しているのだ。

そうした成果もあってかチャナティップの加入後、札幌のハイライト映像は再生回数で高い数値をマークし続けている。こうした小さな努力が、結果的にはクラブの人気を底上げするに違いない。

【Qolyインタビュー】U-20日本代表MF齋藤俊輔が止まらない!絶好調のまま上がるW杯の舞台 「水戸をJ1に昇格させ、世界へ」