文字のコレオはなかなか難しいのだが、流石は日本一と呼ばれるだけのサポーターである。
このコレオを見た浦和の選手たちはいっそうモチベーションを高め、また相手サポーターには重圧を与えたに違いない。
この試合のキックオフは午後7時30分。
平日のナイトマッチでありながらスタジアムには4万4357人のファンが押し寄せ、そのそれぞれが赤いプラカードを掲げ極上のムードを演出していた。
なお、この日の観客動員数はプレシーズンマッチのドルトムント戦(5万8327人)、J1の鹿島アントラーズ戦(5万7447人)、大宮アルディージャ戦(4万5411人)に次ぎ、今季で4番目の数字である。
平日にこれだけの人数を集める浦和はやっぱり凄い…。
槙野智章は試合後、ともに戦ったサポーターについて以下のように話している。
槙野 智章(浦和レッズ)
「今日は本当に自分たちの力だけじゃなくて、平日にもかかわらずたくさんの方が来てくれた。
試合前とハーフタイムと試合後の雰囲気は、今季はなかなか感じられなかったもの。
『みんなでこの大会を獲りに行こう』という雰囲気を、僕たちからもそうだけど、スタジアムに来ているファン・サポーターからも感じた。
間違いなく12番目の(選手の)力があったと思う」
浦和は10年ぶりとなるアジア一を目指し、サウジアラビアのアル・ヒラルと対戦する。