今季の成績は超要
一方で、県1部リーグであろうがプリンスリーグであろうが今季の成績が良くないチームは上位進出はおろか出場すらできていない。県1部であれば1位か2位のチームが出場しているのが高校選手権である。
プリンスリーグであっても上位のチームのほうが上位進出をしている傾向にある。
高校サッカーでは毎年3年生が卒業するため、チームの1/3は入れ替えをしなければならない。それによって、弱体化してしまう、つまりリーグで結果を残せないようでは選手権に辿り着くことはできない。
ちなみに、今回出場した高校で最も成績が悪かったのは神奈川県1部で最下位の桐蔭学園だが、これはチーム事情が複雑にあったもので選手権に出ているのとは違う1、2年生主体のチームだった。
一番の下克上は?
上田西高校だろう。長野県勢で41年ぶりとなるベスト8進出、格上のプリンスリーグ所属の帝京大可児高校に対して5点とっての快勝。MF丸山圭太の45mとも50mとも言われているフリーキック弾は風も味方した、このようなチームが勢いに乗ると怖い。