奥寺康彦(日本)

1978-79 UEFAチャンピオンズカップ ベスト4(ケルン)

スター揃いだった80年代のドイツ・ブンデスリーガにおいて、スピードと技術、安定感を武器に万能選手として活躍した奥寺康彦。

当時のブンデスは外国人枠が2つしかなく、その中でレギュラーを獲得していたというだけでも奥寺がいかに信頼される選手だったかが分かるだろう。

そんな彼が欧州の頂点に近づいたのが、1978-79シーズンのチャンピオンズカップ。加入2年目のケルンにおいて、日本人初のベスト4進出を果たした。

準決勝の相手はノッティンガム・フォレスト。奥寺はアウェイでの第1戦でゴールを決め3-3の引き分けに貢献したが、残念ながらホームでの第2戦は0-1で敗戦。決勝進出はならなかった。