通算6度目のワールドカップが目前に迫っている日本代表。今回のロシア大会は、初出場となった1998年のフランス大会から20年の節目でもある。そこで過去の日本代表ユニフォームを振り返ってみよう。まずはドーハモデルから!

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日本代表 ドーハモデル

ドーハモデルとは、1992年から96年にかけて使われたデザインのユニフォームのこと。「ドーハの悲劇」を象徴することからそう呼ばれるようになったが、悲劇とは直接的に関係がない時代も含めて一括りにそう呼ばれている。

ドーハモデルはadidas、Puma、asicsの3社が持ち回りで担当していたが、ユニフォーム自体は共通のデザイン。さらに同じ年でもA代表はadidas、U-22代表はasicsという感じに年代別でメーカーが異なっていて、一言で表すなら「大変ややこしい」時代だった。

代表ユニフォームはそれまで既成のデザインを使用していたが、このドーハモデルで初めてオリジナルのデザインが登場。日本代表エンブレムに描かれている八咫烏(ヤタガラス)の羽をモチーフにしている。