2. 申請
J1およびJ2クラブがU-23チームを編成するには、指定された書類の提出が必要だ。
以下の通り。
1. J3リーグへのU-23チーム参加登録申請書
2. 宣言書
3. 強化・育成プラン
4. 組織運営体制
5. 収支予算書
6. スタジアム、トレーニング施設
7. 過去の育成実績
次シーズンにおける参入申請の締め切りは、前年の6月30日まで。つまり、来季からの編成を検討しているチームは、来月中に登録を済まさなければいけない。
ちなみに、すでにJ3に参入にしているU-23チームを編成するJクラブは原則として次シーズンも継続参加となるが、毎年6月30日までに「宣言書」と「過去の育成実績」の書類を提出する必要がある。
3. 審査
Jリーグは申請のあったクラブに対して、ヒアリングなどの手段で審査を行う。
その内容は以下の通り。
1. 申請クラブの責任者からの聴取
2. クラブの経営状態、人事体制、組織運営、法務等およびU-23チームの戦力に関する
調査
3. J3リーグで使用するスタジアム基準審査
4. 次条に定める各条件の充足状況に関する審査
またU-23チームを設立する上で、申請するクラブ以下のような条件を満たしている必要がある。
J3リーグへU-23チームを参加申請するクラブは、次の条件を満たしていなければならない。
1. ホームタウンまたは活動区域内のJ3基準を満たすスタジアムで原則としてホームゲームの80%以上確保されていること
2. U-23チームの運営にあたり、短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態であること
3. U-23チームを運営できる人事、組織体制が整えられていること
「U-23チームの運営にあたり、短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態であること」という条件を考えると、やはりある程度の規模を持ったクラブでなければU-23チームを作るのは難しそうだ。