ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン)

1998年ワールドカップ・グループ初戦 0-1●

アルゼンチン史上最高との呼び声が高いストライカー。メッシに抜かれるまで代表の最多ゴール記録を保持していた。

長髪に彫刻のような顔立ち、ガブリエルという名前…全てにおいて神々しさを感じさせた超人FWで、その右足から放たれるバズーカのように強烈なシュートは「バティゴール」として恐れられた。

そんな彼は、ワールドカップに初出場した日本代表に初失点と初黒星を与えた選手でもある。

同大会で守護神を務めた川口能活はもちろん「バティゴール」を想定していた。しかし、ゴールは彼の代名詞である豪快なものではなく、飛び出した川口をあざ笑うかのようなチップで浮かした技ありのシュートであった。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手