1986年大会:ベルギー 2-4 フランス

今大会でのフランス対ベルギー戦は1-0という予想通り緊張感あるものだった。

だが、準決勝で敗れて3位決定戦にまわった1986年の両国には、そのような緊張はなかった。

その結果、攻撃的な両チームによる愉快でオープンな一戦に。メキシコの地で両者は自分たちのいいところを見せつけた。

この大会のベルギーは、グループステージで5失点を喫するなどクリーンシートが一度もなかった。グループ3位でなんとか勝ち抜けた後のラウンド16では、ソ連との激闘に4-3で勝利。準々決勝ではスペインをPK戦の末に下すが、準決勝ではディエゴ・マラドーナの2発に沈んだ。

一方、フランスはノックアウトラウンドでイタリアとブラジルを撃破するも準決勝で西ドイツに屈した。

その両者の対戦とあって、ベルギー守備陣が前半に2失点を喫したのは驚きではなかった。

その後、ベルギーは同点に追い付くも、延長戦での2発でフランスに軍配が上がっている。

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