Jにとって、アフリカはまさに「未開拓」の地だ

先日Jリーグの柏レイソルにもアフリカ人選手がやってきた。そう、ケニア代表FWのマイケル・オルンガだ。

8月半ばに選手登録を終えたオルンガは、先日行われたJリーグ第24節のV・ファーレン長崎戦で初ゴールを奪取する活躍を見せた。

オルンガが以前所属していた中国のリーグでは、多くのアフリカ人選手がプレーしていることで知られる。

高い身体能力を備えた選手が多く、特に個人での打開力にかけては優れたタレントが輩出されるアフリカ各国。そのポテンシャルを利用しようとしているクラブがいくつもある。

一方、日本のリーグで活躍したアフリカ人選手はあまり多くはない。

あの「浪速の黒豹」ことパトリック・エムボマ、そしてJから世界へ羽ばたいたドゥンビア・セイドゥ、長く活躍するピーター・ウタカら以外は、全国に名を轟かせるほどの存在にはならなかった。

今季はエリック・クミとマイケル・オルンガ、さらにオリヴィエ・ブマル(横浜F・マリノス)、リンジェ・ジャブラニ・アリ(Y.S.C.C.横浜)、さらに上記のピーター・ウタカが日本でプレーする。

ウタカに加えて、4名の中で大ブレイクを果たす選手が出れば、さらにアフリカ人選手を獲得したいというクラブも現れるだろう。

金銭的には中国のリーグにアドバンテージがあるとはいえ、Jリーグは現在外国人枠の増加を検討しているという強みもある。

もしかしたら、来季は日本のサッカー界にアフリカ旋風が巻き起こるかもしれない?

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