藤本憲明(大分トリニータ)

第32節の熊本戦から5連勝を飾り、得失点差で松本を抜いて首位に浮上した大分トリニータ。この連勝街道の中で6ゴールを叩き出し、首位浮上の立役者となったのが藤本だ。

2年連続J3得点王の称号を引っさげて今季鹿児島ユナイテッドから加入した「背番号10」の点取り屋は、チーム得点王となる11ゴールをマークしている。

ここまで22試合の出場、しかも最近は途中出場がほとんどという限られた時間の中で結果を残しており、シュート決定率40.70%、90分平均得点0.902はどちらも驚異的なアベレージだ。

チームは今季65得点。馬場賢治と後藤優介も10ゴールと、2桁得点者が3人揃った破壊力はリーグ最強といっていい。連勝の勢いで一気に優勝まで突き進んでいきたい。