これまでともに働いてきた監督について話せば、彼ら全員から多くのことを学んできたよ。
私とうまくやっていたか、あるいは時に間違ったことをしていたかにかかわらずね。そして、うまくいかない時こそ最も学びを得られるタイミングなんだ。
アーセン・ヴェンゲルについて話すならば、彼は私の心を開いてくれた人物だ。プロフェッショナルとは何であるかということを理解させてくれた。何をやるべきなのか。
私はそれを忘れることはないだろう。彼と私との関係は誰もが知っているもので、アーセンのやっていたことの一部をいつも心の中で持ち歩くだろう。
フランスでは、アーセン以外にも多くの人々が私を駆り立ててくれたよ」
(なぜモナコに?)
「オファーが来たときには、とても論理的になっていたよ。私がロンドンのクラブと強い関係を持っていることはみんな知っているだろう。
しかし、ここは私がキャリアを始めた場所だ。心の中の大きな部分を、このクラブが占めているんだ。
もう一度ここに戻って始められれば、それは夢の実現だ。ウソはつかないよ。
ここでの仕事は数多い。それは予想できる。しかし、ここに戻ってこられた幸せのほうが大きいよ」
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