豊田陽平(サガン鳥栖)

今年初めに韓国の蔚山現代へ移籍を発表し、サポーターを驚かせた。しかし、現地の期待に十分に応えることができず、夏に慣れ親しんだサガン鳥栖へ復帰し、初の海外移籍は半年で幕を閉じた。

また、復帰後も厳しい状況に置かれている。夏の移籍マーケットでクラブにはフェルナンド・トーレスと金崎夢生という2枚看板が加入しており、ここまでスタメン出場の機会は0。途中出場しても与えられるのは短い時間のみで、結果を残せていない。

来年は現在負傷離脱中のビクトル・イバルボが復帰予定で、東京オリンピックを目指す田川亨介も順調に成長している。クラブとしても、この下部組織出身の期待の若手にチャンスを与えたいと考えているだろう。

境遇はさらに厳しくなるため、シーズン終了後の動向に注目である。