フランス・リーグアンのディジョンは、「ベルギー代表DFローラン・シマンとの契約を解除した」と公式発表した。

ローラン・シマンは1985年生まれの33歳。スタンダール時代には川島永嗣ともともにプレーしたことで知られるベルギー代表センターバックだ。

2014年のワールドカップにも出場した選手であるが、2015年にアメリカ・メジャーリーグサッカーに参加しているカナダのモントリオール・インパクトへと移籍していた。

それから昨年には拡張ドラフトを経てロサンゼルスFCに加入したものの、夏にフランスのディジョンへと移籍。9試合に出場していたが、わずか4ヶ月で2年契約を解除することとなった。

彼がアメリカへと渡った理由は、娘が重度の自閉症を抱えていることから、よりよい生活環境が得られる、より優れた治療ができる場所を求めたためであった。

ロサンゼルスに移籍せざるを得なくなった際にも「娘をカナダで育てたいと思ったから移籍したのに…」とコメントしており、全面的に納得したわけではないことも明かしていた。

そして今年はフランス東部の街ディジョンを新天地に選んでいたが、そこで得られるケアはカナダやアメリカほどのものではなかったそうだ。

そのため、シマンはこのあと北米へと戻って新たなクラブを探すことになるという。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい