北爪健吾(横浜FC)

今季横浜FCで36試合5得点と大ブレイクを果たしたのが右サイドバックの北爪だ。

4バック時は右サイドバック、3バック時は右ウィングバックを務めるが役割は変わらない。J2で屈指のスピードを生かしたオーバーラップからのドリブルで相手DFを切り裂いた。

サポーターが選ぶ横浜FCの年間MVPではレアンドロ・ドミンゲスを抑えて1位を獲得。数字上ではレアンドロ・ドミンゲスだが、サポーターはそうした数字にならないところの活躍をきちんと見ていたのだろう。

石櫃洋祐(京都サンガ)

1983年生まれ、J1での実績も抜群と今更言うまでもない右サイドバックが石櫃だ。所属する京都サンガは今季下位に低迷し一時期はJ3落ちもあり得るほどであった。

そんなシーズンを過ごした中で唯一安定して1シーズンを過ごした。右サイドバックの教科書のような動きを見せ、オーバーラップから鋭いクロスを上げ続けた。ベテランらしい攻守の味も健在で2017シーズンと同じく40試合に出場し1ゴール7アシストを記録した。

シーズン中にはJ通算300試合も記録し、京都の鉄人はまた来年も走り続ける。