クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー→ユヴェントス)

前人未到のCL3連覇など「20世紀最高のクラブ」であるレアル・マドリーで次々と記録を塗り替えたスーパースターは、そのままクラブで伝説となる道を捨て、イタリアの地で新しい挑戦に踏み出した。

33歳の選手に1億ユーロ(およそ125億円)という巨額の移籍金、4年の長期契約には疑問の声もあったが、半年経った現在、そのことに言及する者は皆無であろう。

圧倒的な数字もさることながら、これだけのトップ選手にもかかわらず一切の妥協を許さない姿勢は、周囲の選手たちに確実に伝染している。彼を失ったマドリーの低迷からしても、目に見える数字以外の部分でもどれだけ彼が大きな影響力を持っていたのかが分かる。

今や白黒のユニフォームを纏う姿に全く違和感がなく、この夏に移籍したことを既に忘れてしまいそうであったが、間違いなくサッカー史に残る大型移籍であった。(編集部)

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