シュミット・ダニエル
経験値で言えば、ワールドカップを経験している32歳の東口、五輪出場経験を持つ29歳の権田が上だろう。だが、今後への期待値を考えてシュミット・ダニエルを推したい。
26歳の彼は日本が切望する大型GKであり、ディストリビューションへの意識も高い。いきなりの抜擢にはなるが、国際舞台でどれだけやれるのかを是非とも見てみたいところだ。(編集部I)
「3人の中から誰を使うべき?」という問いであれば、シュミット・ダニエルを推したい。
シュートを止めるという面では、東口、権田のほうが信頼できるが、世界を相手にも引けを取らないスケール感と将来性はこの上ない魅力だ。最後尾からのビルドアップを求める森保スタイルとの相性も非常に良く、右足のキックも飛距離・精度共に評価に値する。
思い切った起用でその潜在能力が引き出されば、GK陣の序列にも変化が起こるだろう。(編集部T)
Jリーグのセーブランキングでは8位と3名の中では一番低い。
ここにきてヨーロッパ移籍のうわさが出るなど評価があがっている権田、経験豊富な東口とライバルは強烈だがここはシュミット・ダニエルのポテンシャルを押したい。90分あたりのセーブポイントは0.68と実はJリーグのGKで最も高く、終盤の5試合での同ポイントも4.33と一番高いものであった。
今、最ものっている男であり、是非その勢いを代表でも見せて欲しい。(編集部Q)