英紙『The Times』が「偶然のハンドに対する処分はここ80年間で最大のルール変更になるだろう」と報じていたのだ。
前記のように、現行ルールでは意図的なハンドのみが審判によってペナルティーを科されるべきとされている。
だが、国際サッカー評議会(IFAB)は3月に行われる会議において、このルールを変更する見込みだという。
特定下の状況においてと限定しつつ、偶然のハンドであったとしても、ゴールにつながるようなものだった場合にはPKとジャッジしうるというのだ。そして、これは80年間における最大のルール変更になるだろうとも。
当然ながら、エリア内で手にボールが触れた場合、全てがPKになるということではないはず。ただ、偶然であってもPKになる可能性があるとすれば、相手ゴールよりも相手の手を狙うようなプレーが増える懸念はないのか…。
そのあたりは、特定下の状況、ゴールにつながるようなケースだったか否かで判断することになるのだろうか。
今月にJリーグが開幕を迎えるなか、来月には大きなルール改正があるのかが注目される。