最後はアヤックスとトッテナムといったら触れずにはいられない元選手を紹介する。
ラファエル・ファン・デル・ファールト(引退)
アヤックス:2000~2005、トッテナム:2010~2012
アヤックスが生み出した最高傑作のひとり。天才肌のゲームメイカーとして弱冠17歳にしてデビューすると、瞬く間に主力へと成長した。
気性や調子にムラっ気があったものの、密集地でもボールを失わないキープ力と相手の逆を突くドリブルスキルで起点となり、そこから多彩なパスで決定機を創出。さらに自らもゴールを奪う得点力さえも兼ね備えていた。
ハンブルガーSV、レアル・マドリーを経て加入したスパーズでは絶対的存在として君臨。本人も「自身最高の時を過ごした」と認めているように、キャリアで最も輝きを放った。