RB:酒井 宏樹(日本代表/マルセイユ)

この日本人右サイドバックは、クイックかつ疲れ知らずの働き者だ。

空中戦に強いソリッドなディフェンダーでもある。最も派手なサイドバックではないが、頼れる選手であり、ゴールを漏らさない確かな守備を保証してくれる。

彼のようなサイドバックがいると、コンビを組むウィンガーは後ろを心配することなく高い位置取りができるのだ。さらに、左サイドでもセンターバックでもプレー可能な素晴らしい柔軟性も併せ持つ。マルセイユでも日本代表でも不可欠な存在だ。

LB:アリ・アドナン・カーズム(イラク代表/バンクーバー・ホワイトキャップス)

3月に日本の長友佑都が引退を発表していなければ、彼をこのポジションで選んだのは間違いない(実際には代表引退もしてないはず)。

だが、最近の選手になると、イラクのアリ・アドナンになるだろう。

トルコでプレーしていた時代には「アジアのギャレス・ベイル」とも呼ばれた彼は悪魔的な左足を持つモダンな攻撃的サイドバックだ。また、フィジカルとスピードも併せ持ち、クロスもロングシュートも得意。

セリエAのウディネーゼでも活躍したが、現在はMLSにローン移籍している。