奥川 雅也(キール)

今回選出された23名で、攻撃的MFは中島翔哉、伊藤達哉、安部裕葵、三好康児、久保建英の5人。

五輪代表はここまで3-6-1を採用しているが、中島が選ばれたとなると4バックの可能性もあるだろうか。そうなると、中島、伊藤、安部と左サイドを得意とする選手が3人も被ることになる。

であれば両足を自在に扱い、両サイドでのプレーが可能な奥川は最適だったはず。奥川が今季、伊藤と同じブンデスリーガ2部の舞台で伊藤以上の成績(伊藤は14試合0得点、奥川は19試合5得点)を残していることを考えれば尚更である。

東京五輪への出場資格は1997年生まれ以降だが、1996年生まれの奥川がただ「五輪世代ではない」というだけで外れたのならそれはあまりにも残念なことだ。