ウェリントン(ヴィッセル神戸)
当初はチームにいる7人の外国人の中で最も序列が低く、カップ戦要員として考えられていたが、VIPトリオが相次いで離脱した期間にゴールを量産し、得点ランキング上位に急浮上する活躍を披露した。
フィンク監督就任後はトップ下の新境地を開き、密集地でボールを前進させたり、後方からのビルドアップの逃げどころとしてロングボールを収めるなど、フィジカルとテクニックを兼備する自身の能力が最大限に発揮された。
また、大柄ながらプレスにも精力的で、決してスタミナがあるわけではないが、終盤にふらふらになりながらも走り回る姿はチームに活力を与える。
契約最終年により今季が日本でのラストイヤーとも噂されるが、残りのシーズンで更なる進化を期待したい。