宮崎:ちょっとびっくりしました。「クラブとスタジアム」がセットかと思っていたら、実は景色もセットで。

中島:はい。でも、もちろんいきなりそうなったわけではないですよ。

私たちがスタジアムビジョンとかコンセプト、お客さんをこういう雰囲気でおもてなししたいと発信するから、だったらLDH JAPANさんが海賊の衣装をデザインしますとアドバイスをいただきました。

デロイトさんだったら、海賊衣装はデザインできないけど、この1日をデザインするために観戦者調査をして、お客さんにこういう体験を提供できればもっと盛り上がりそうですよとアドバイスを頂きます。

ユニフォームは、松山市出身でLDH JAPANに所属するEXILE/GENERATIONS パフォーマーの白濱 亜嵐さんがデザインしてくださる。その時に、LDH JAPANさんのブランドのインスピレーションもあるのですが、この町はやっぱりブルーでね、群青でねと。そうすると波っぽいから今年はボーダーにしてみようとかになるわけです。

そのブランドとか私たちの夢やコンセプト、ビジョンがあるから言葉になる。言葉になるから伝わるし、伝わるから伝染するし、乗っかってくれる人たちがいます。

ひょっとしたらハードウェア的に時代の最先端のものではないかもしれません。それでも、スタジアムビジョンを掲げ、それに則ったストーリーを作り、小さなワクワクを感じてもらえる様な演出をちりばめるのが、この夢スタです。

その夢やビジョン、そしてそれに共感して応援してくれる方々、この“無形資産”を私たちは大事にしていきたいと思っています。

最近はサポーターも「今治タオルを揺らせ」とか。今治しかできない、再現性がない応援をやり始めてくれているようです。

それが体験できる船に一緒に乗りませんか、というのが私たちの“口説き文句”です。

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『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』は、セガの大人気サッカーゲーム「サカつく」の面白さをスマートフォン向けに再現。

クラブ運営や選手育成・補強、手に汗にぎる試合展開などを手軽に楽しめます。

プレイヤーは自分だけのオリジナルクラブの全権監督となり、クラブを育て、選手をスカウト。そして、育てた選手とともに世界の頂点を目指します。

■公式サイト:https://sakatsuku-rtw.sega.com/
■公式Twitter:https://twitter.com/sakatsuku_com

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