マルコス・アロンソ

近年、彼ほど叩かれているチェルシー選手はいない。この左サイドバックはその欠点を批判され続けており、売却を訴えるファンもいるほど。

2016年夏、アントニオ・コンテ監督の要求に応じる形でチェルシーは彼をパニックバイした。アロンソにはイングランドでの地位を固まるための時間が必要だったが、一旦ポジションを奪取するとリーグ優勝に貢献する活躍を披露。

1年目で価値を証明した彼は攻守で貢献していたが、ファンたちは欠点を見つけ始める。高い位置でのポジションどりは攻撃面で助けになるが、裏のスペースを相手に突かれることにもなるのだ。また、スピードの無さもマイナスに。

サッリ監督時代のチェルシーは4バックを採用したため、アロンソの停滞は続き、最終的にはエメルソンに左SBの座を奪われている。

ただ、批判に晒されてきたアロンソは何度もタリズマンであることを証明している。クロス、シュート、セットプレーなどで、そのパワフルな左足はチェルシーの最も強力な武器になってきたのだ。貴重な人材になると証明されうる彼をランパードはチームに留めるべきだ。