カルロス・ロア
90年代に活躍したアルゼンチン代表GKのカルロス・ロアは、1998年のワールドカップにも出場した名守護神であった。マジョルカでスペイン・スーペルコパを優勝するという伝説も成し遂げ、間違いなく世界最高クラスの選手だった。
しかし1999年にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が間近になったとき、彼は突然「2000年は困難なものになる。神が望んでいるタイプの生活を送っていない人々が問題を抱えるのは間違いない」とハルマゲドン論に従い現役を引退する。
当然2000年にそれほど大きな問題は起こらず、ロアは数ヶ月でピッチに復帰。ただそれ以前のパフォーマンスを取り戻すことはできず、問題を抱えたのは彼の方だった。