マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育成され、イングランドU-20代表で主力を担っている19歳のMFアンヘル・ゴメス。

今月で契約が満了となる予定であるため様々なクラブが彼の獲得に動いている…というが、先日は去就とは別に大きな話題を集めることになった。

それは、彼がナイジェリアの有名な「魔術師」の元を訪れてヒーリングを受けているところの映像が出回ったからだ。それがこれ。

アンヘル・ゴメスの治療をしているのはTBジョシュアと呼ばれるナイジェリアのカリスマ牧師。政治家や慈善活動家として知られる一方、様々な予言を行ったり、『神の奇跡』による治療をすることで有名だ。

かつては「彼が油を注いだ水」がエボラ出血熱を治療できると宣言し、実際にそれがシエラレオネへと送られて病気の蔓延を防いだという。

『Metro』によれば、アンヘル・ゴメスがTBジョシュアのもとを訪れたのは16歳の頃。持続的な怪我に苦しみ、あらゆるものを試していたときだったそうだ。

アンヘル・ゴメス

「2016年に公開されたビデオについて話せば、僕はキリスト教徒の家族の中で育ち、母がTBジョシュアのファンだったんだ。彼女が熱心に僕を促したんだ。

その時、僕はいくつかの問題に直面していた。外から見ればクレイジーに見えるかもしれないが、ただ自分の信仰を実践しただけなんだ。

当時は若かったし、両親が最良のことだと信じているものがあれば、それに従うものだよ。そんな僕のことより、この世界にはもっと取り組むべき問題があるはずさ」

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しかも、結果的にそれから彼はマンチェスター・ユナイテッドのトップチームに上がれたのだから、TBジョシュアの「奇跡」は効果があったのかも…。

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